GARRARD 301 ハンマートン 徒然 |
私が初めてガラード301のハンマートーンを購入したのは、かれこれ20年ほど前のことです。当時、ハンマートーンと言えどもそれほどホワイトと大差なく、同じ値段で販売していたショップもあった位いです。ただ、今思うとハンマートーンは題して程度は良くなかった感があります。しかし、最近のハンマートーンは、高く売るためでしょうが色々と手を入れているため、一般的に程度がよいものが多いような気がします。さらに、メンテナンス済みと称して必要以上のことをやっているのもあります。誰しも汚いよりは綺麗な方が良いに決まっていますが、過ぎたるは及ばざるがごとしです。
以前、本ブログでもハンマートーンの見分け方を書きましたが、正直オリジナルかどうかを見分けるのは難しいです。老婆心ながら、変な物を掴まされないために、再度投稿したいと思います。ご参考にしていただければ幸いです。
その1: シリアル番号を確認しよう
ターンテーブルのホイールを外すとシリアル番号が確認できます。15999番までがハンマートーンに割り当てられたシリアル番号のようです。
その2: フェイスプレート(銘盤)を確認しよう
フェイスプレートは黒で、Schedule numberは51400か51400/1です。また、当時のフェイスプレートはエッチング処理が施されていため、文字の部分が少し盛り上がっています。これが後期のタイプでは普通のプリント印刷になり、このような感触はありません。
その3: ターンテーブルの裏面を確認しよう
フェイスプレートはリベットで止められているため、交換されているような形跡があれば、再塗装されている可能性があります。
外は大変あついです。
お体には十分気をつけてお過ごしください。
以上。